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花粉症で頭痛が起きるのはなぜ?簡単に試せる対処法とは?

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花粉の時期になると、

くしゃみや鼻水だけではなく、

頭が痛くなるという経験はありませんか?

 

花粉症で鼻水などの症状が酷くなると、

副鼻腔炎や脳内の血流低下、睡眠不足、肩や首のこり、

ヒスタミンなどの影響で、頭痛が起きる場合があります。

 

花粉症対策を手軽に試してみたいなら、

花粉症に効くツボや、インナーマスクを

取り入れてみるのがおすすめです。

 

 

花粉症は頭痛の原因にもなる?一体どんな仕組みなの?

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花粉症と言えば、一般的な症状は

くしゃみや鼻水、目のかゆみなどですが、

実は頭痛を引き起こす場合もあります。

 

花粉症というのは、

あなたの体の免疫反応の一つである

アレルギー反応によるものです。

 

人間の体には「免疫」の仕組みがあり、

体に異物が入ってきた時に、それが有害なものであれば、

攻撃して体から排除して外に出そうとします。

 

体に入ってくる異物を抗原と呼び、

アレルギー症状を引き起こす抗原のことを

アレルゲンと呼んでいます。

 

花粉はまさにこのアレルゲンの

一つになるということですね。

 

他にも小麦や卵などの食べ物、

埃やダニもアレルゲンになります。

 

これが原因でヒスタミンなどの物質が分泌され、

その刺激で起きるのが花粉症の症状です。

 

鼻や目は外気に触れるので、

花粉が直接粘膜につく可能性があるので、

症状が出やすいのは納得できますね。

 

しかし、

頭に花粉が入ってくるとは考えにくいですが、

なぜ頭痛が起きるのでしょうか。

 

花粉症によって頭痛が起きる原因は

大きく分けて5種類あります。

 

副鼻腔炎

一つ目は副鼻腔炎です。

蓄膿症という名称の方が聞いたことがある人は

多いかもしれません。

 

人間の鼻の中は、一般的に

鼻の穴として認識されている鼻腔と、

顔の左右にそれぞれ4個ずつある副鼻腔で

できています。

 

花粉によって鼻水や鼻づまりの症状が出たり、

鼻の粘膜が腫れたりすると、

副鼻腔と鼻の間の自然口と呼ばれる

通り道がふさがってしまう場合があります。

 

副鼻腔の表面は薄い粘膜で、

そこから粘液を出していますが、

それらは本来、この自然口を通って

鼻から外に排出されます。

 

しかし、自然口がふさがると、

これらを排出できなくなってしまいますね。

 

副鼻腔の中に粘液が留まってしまい、

そこに細菌やウイルスが繁殖すると

膿がたまり、副鼻腔炎になります。

 

副鼻腔に膿がたまると、腫れて

鼻や目の奥、頬の裏、おでこなどが

痛くなったり、

膿が鼻水と一緒に出てきて、

黄色いネバネバした鼻水になったりします。

 

この痛みがおでこなど

頭に近いところで起きると、

頭痛と認識されやすいのです。

 

鼻づまりによる脳内の血流低下

二つ目は、鼻づまりによって起こる

脳内の血流低下です。

 

花粉症の症状が酷いと、鼻づまりがおきて

呼吸がしにくくなり、脳内の血の巡りも滞って、

酸欠に近い状態になる場合があります。

 

これによって頭痛が起きてしまいます。

 

酸欠に近い状態になってしまう時は、

頭というより首から上全体の

血流が悪くなっているので、

眼精疲労や肩こりにもなりやすく、

症状が重くなりやすいと言われています。

 

睡眠不足

三つめは睡眠不足です。

花粉症の症状に悩まされている人は、

夜でも鼻がつまったり、

目や肌の痒みを感じたりして、

ぐっすり眠れないということが

多いのではないでしょうか。

 

熟睡できない日々が続き、寝不足や

疲労の蓄積、ストレスなどで

頭痛を感じる場合があるそうです。

 

首・肩のこり

雨が降った後の晴れの日などは、特に

花粉がたくさん飛ぶと言われていますね。

そんな日は、くしゃみや鼻水も

いつも以上に多くなります。

 

くしゃみや鼻をかむ動作は、

実は首や肩に負担をかけています。

 

つまり、あまりにも頻繁に

くしゃみをしたり、鼻をかんだりすると、

その負担が大きくなり、

筋肉の緊張によって首や肩がこり、

緊張型の頭痛を

引き起こす場合があると言われています。

 

ヒスタミン

5つ目はヒスタミンです。

花粉が体内に入ってきた時に、

それに対して分泌されるヒスタミンは、

目や鼻に炎症を起こすほかに、

血管を広げる働きもあります。

 

血管が広げられると、

血管の周りの神経が刺激されて、

頭痛の原因になると言われています。

 

 

数ある花粉症対策、どれがおすすめ?試してみたい対処法

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花粉症対策としては

世間で色々な方法が提唱されていますが、

結局どれが花粉症に効くのでしょうか?

 

ぜひ試してみてほしいのが、

花粉症に効くツボと、インナーマスクです。

 

花粉症に効いて、鼻詰まりを解消し、

頭痛を和らげてくれると言われているツボには、

迎香(げいこう)や

上星(じょうせい)があります。

 

迎香は両方の小鼻の横にあり、

約5秒間、10回くらい押してみましょう。

 

もう一つの上星は髪の生え際の中央から、

親指の幅分入ったところにあります。

 

こちらも同じように

約5秒、10回ほど押しましょう。

 

ツボを押す方法は

道具を揃える必要がありませんし、

ちょっとした時間に

簡単に試すことができますよ。

 

もう一つがインナーマスクです。

花粉症の最も分かりやすい解決策は、

花粉が体内に入らないようにすること。

 

その為にマスクをつける人も多いですね。

 

そのマスクにひと手間加えるだけで、

花粉を遮断する効果が上がると言われているのが

インナーマスクです。

 

マスクの内側にガーゼを当てる方法で、

環境省の「花粉症環境保健マニュアル2014」によると、

普通のマスクでもこのインナーマスクを使えば

花粉を99%除去できるのだそうです。

 

インナーマスクの作り方は、

コットンを丸めてガーゼで包むだけ。

 

これを鼻の下にあてて、

普通のマスクの内側にガーゼをあてて

装着すれば完成です。

 

詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。

brand.taisho.co.jp

 

 

まとめ

花粉症と言えば

鼻や目の症状が思い浮かびますが、

そこから頭痛にも結び付く場合があるのですね。

 

鼻水や目のかゆみだけでも辛いのに、

頭も痛くなってしまったら目も当てられません。

 

ツボ押しやインナーマスクは

簡単に対策できる方法なので、

まずは試してみてはいかがでしょうか?