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包丁使いの達人になれちゃう?切り方の名前と種類をマスターしよう!

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さぁ!料理をするぞ!

 

そう思って、調理器具を揃え、

材料を揃え、レシピを見たところで、

あれ?どうしよう…。

 

と思ったこと、ありませんか?

それは何故か!

そう、材料の切り方です。

 

レシピに当たり前のように、

「小口切りにします」、

「くし形切りにします」と

書かれていても、

それって何?と思いますよね。

 

そこで、まずは切り方を覚えてみませんか?

切り方がマスターできれば、

レシピを見て躓くことはありません。

 

それどころかどんどん料理が

楽しくなって、包丁使いの達人に

なれちゃうかも!?

 

ここでは切り方の基本と応用を、

ババンとお伝えしちゃいます!

 

 

これだけ覚えれば困らない?!包丁を使った切り方の名前と種類・基本編

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まずは基本の切り方です。

これさえ覚えておけば、

下ごしらえに困ることも少なくなりますよ。

 

輪切り

にんじんや大根など、円形で棒状の材料を、

横に寝かせて輪の形で切ることです。

切り口が円形になるので、輪切りと言います。

 

小口切り

上に出てきた小口切り。

これ、ややこしいんですが、

実は輪切りとほぼ一緒です。

 

きゅうりやネギなど、特に細長いものを

輪切りするときに「小口切り」と

言ったりするんですね。

 

あとは、料理にもよりますが、

輪切りよりも小口切りの方が

薄い場合が多いです。

 

千切り

「繊切り」とも書きます。

余計分かりづらいですね(笑)

 

これは野菜などを細長く切ることをいいます。

約1〜2ミリくらいが目安です。

 

とんかつに添えられているキャベツが、

代表的な千切りの野菜ですね。

 

ちなみに千切りよりも厚めに切る切り方を、

「細切り」と言います。

 

みじん切り

材料を1〜2ミリ角で細かく切る切り方です。

よく使うのは玉ねぎですね。

 

効率的な方法は以下の通りです。

  • 玉ねぎを半分に切り断面を下にする。
  • 僅かな部分を残しつつ、端から細かく切り込みを入れていく。
  • 玉ねぎを半回転させ、横向きに切り込みを入れていく。
    (先ほど残した繋がっている部分は、この時も残すようにしてください。)
  • 縦に包丁を入れ、繋がっている部分とは、反対側から切っていく。
  • さらに細かくしたいときは、刃先を利き手とは逆の手で押さえながら、包丁を上下に動かして刻む。

 

また、みじん切りよりも粗いものを

「粗みじん」と言い、

「あられ切り」「角切り」の順に、

1つの角のサイズが大きくなります。

 

乱切り

野菜を不規則な形に切る切り方です。

ただし、形は不規則でも、大きさは

揃えることがポイントです。

 

棒状の材料はそのまま、

それ以外の材料は、まずは

縦長の形状になるように切ります。

そして、それを回しながら切る切り方です。

 

いちょう切り

その名の通り、いちょうの葉の形に

なるように切る切り方です。

輪切りにしたものを十字に切った形ですね。

 

しかし、切るときは輪切りから切るのではなく、

棒状の材料をまずは縦に半分に切りましょう。

それを断面を下にして更に縦半分に切ります。

 

それを端から切っていくと、

上手にいちょう切りができますよ。

 

くし形切り

丸い形の材料を、放射状に切る切り方です。

くしの形に似ているのでこの名前です。

 

りんごの切った形をイメージすると、

分かりやすいのではないでしょうか。

 

丸いものを半分に切ったら、断面を下にして、

中心部に向かって斜めに切っていきましょう。

 

 

料理上手を目指すならチャレンジしよう!包丁を使った切り方の名前と種類・上級編

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さて、ここからは上級編です。

基本が出来たら是非チャレンジしてみてください。

ますます料理が楽しく美味しくなりますよ。

 

そぎ切り

厚みのある材料を、

そぐように切る切り方です。

 

主にお肉や厚みのある野菜などに

短時間で火が通るように切るときに使います。

 

「そぐ」というのがイマイチ分かりづらいですが、

「斜めに薄く切る」と思ってもらって大丈夫です。

 

ささがき

「笹の葉」に似ていることから、

この名前になった切り方です。

 

主にごぼうやにんじんなどの

細長い根菜に使います。

「きんぴらこぼう」などの時ですね。

 

利き手ではない方で野菜を持ち、

回しながら包丁で削るように切っていきましょう。

 

イメージとしては、鉛筆をカッターで

削る時のような感じです。

 

蛇腹

主にきゅうりに使われる飾り切りです。

味の染み込みも良くなりますよ。

 

きゅうりを切り離さないよう、

少し下の部分を残しながら、

1〜2ミリ間隔で斜めに包丁で

切り込みを入れていきます。

裏返して同様に切り込みを入れていきます。

 

塩水につけてから水気を取ったら、

3センチ程度の幅に切ります。

 

ねじり梅

主ににんじんに使われる飾り切りです。

ちょっと難しいので、工程を1つずつ

説明しますね。

 

  • まずは、にんじんを1〜5センチの輪切りにする。
  • それを正五角形になるよう端を切り落とす。
  • 五角形の辺の部分をV字に切りとり、花びらのような形にする。
  • 花びらの先端が丸くなるように、切り落とす。

 

花びらの形が完成しましたが、

さらにこれを立体的にします。

 

  • 包丁の先端を使い、花びらと花びらの間から、中心に向かってカーブを描くように切り込みを入れる。
  • 花びらの中心に包丁の刃先をあて、先ほどつけた切れ目に向かって、斜めに削ぎ落とす。

 

これで立体的な花びらになります。

煮物などが一気に華やかになる飾り切りですよ。

 

 

まとめ

ここでは、包丁の切り方を、

基本編と上級編に分けてお伝えしました。

 

似たような切り方でも、

名前が違ったり漢字が違ったり、

ややこしく感じるところもありますよね。

 

ただ、最初さえ理解して

切り方をマスターできれば、

一気に料理は楽しくなります。

 

そうすれば、味も一段と

美味しくなるはずですよ!

 

包丁使いをマスターして、

味も見た目も美味しい料理を

作っちゃいましょう!