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あなたの街は安全?東京23区のハザードマップで見る台風に強い街!

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災害への備えが大切

と言われていますが、そもそも

あなたが住んでいる街が

安全かどうかを

考えてみたことはありますか?

 

ハザードマップを活用すれば、

災害による被害予想を地図で

分かりやすく見る事ができますよ。

 

台風による災害が起きたとすると、

東京23区の中では

東側の方が被害に遭うリスクが高く、

特に複数の川が近い荒川区

足立区は洪水の恐れがあります。

 

また、葛飾区や墨田区江戸川区

高潮の影響で浸水する可能性が

高いと考えられています。

 

反対に、

台風による洪水や高潮のリスクが低く、

台風に強いと言えるのは東京23区では

練馬区や中野区、杉並区や世田谷区です。

 

西側の方が被害のリスクが低い

傾向にあります。

 

 

東京23区どこが危険?ハザードマップで台風の災害を予測!

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まず、ハザードマップというのは

自然災害が起こった場合に

想定される被害を

地図で表したものです。

 

2015年に水防法が改正されて、

現在想定できる最大級の

被害予想を元に作られています。

 

ハザードマップの元になる

資料として、東京都が公表した

高潮で河川の氾濫が起こった時の

「高潮浸水想定区域図」

などがあります。

 

こうした情報を元に、

自治体が専門家を集めて、

現地での調査を行って

ハザードマップを作ります。

 

災害が起きた時に

どんな被害が予想されるのか、

どこに逃げるべきかを

事前に調べるのに役立ちますね。

 

では、実際にハザードマップ

見たことはありますか?

 

ハザードマップには

紙媒体のものと、

web媒体のものの

2種類が用意されています。

 

自治体が作成しているので、

区役所や役所の出張所、

防災センターなどで

紙のものをもらうことができます。

 

web媒体のものは

インターネット環境さえあれば、

どこにいても見ることができます。

 

紙のマップは

書き込んだりして使えて便利ですし、

災害時に

インターネットにつながらなくても

見ることができます。

 

ただし、災害時に何かの衝撃で

破れてしまったり、

大雨や浸水で水に濡れたり、

火災で燃えてしまったり、といった

物理的な破損の可能性があります。

 

一方、web上のマップは

貰いに行く手間もなく

いつでもどこでも見ることができますが、

見難いというデメリットがあります。

 

自治体毎に作っているので、

その区内に限られた情報しかないですし、

地図の操作性が悪いものもあります。

 

区の境目あたりに住んでいたら、

両方の自治体のハザードマップ

照らし合わせてみなければなりませんね。

 

そこで、

web上で見る場合は国土交通省

「重ねるハザードマップ

がおすすめです。

 

自治体の区域に関係なく、

広くマップを見ることができて、

地形による災害の危険性が

わかりやすくなっています。

 

さらに、その場所の自治体が

作っているハザードマップ

移動できるリンクも表示されるので、

広い範囲でも狭い範囲でも

見ることができます。

 

「重ねるハザードマップ」は下記からご覧ください。

disaportal.gsi.go.jp

 

なお、災害時の被害はその土地の

地形にも大きく影響されます。

 

東京は東と西で土地の高さが

異なることに注目しましょう。

 

武蔵野台地の高台である西側は、

地盤がしっかりしていて、昔から

災害に強い土地と言われています。

 

それに対して、

東側は埋め立て地が多く、

海抜ゼロメートル地帯もある

低地です。

 

実際に台風で被害が出るとしたら、

大雨や洪水・浸水、暴風や

土砂崩れなどが考えられます。

 

まず、洪水は低地の方が、

被害が出る可能性が高いので、

東京で言うと東側の方が、

被害が出やすいと言えそうです。

 

さらに、大きな川の近くも

被害が大きくなる可能性があります。

 

江戸川や荒川、隅田川多摩川といった

大きな川の周辺は、もし川が氾濫したら

洪水や浸水の被害に遭いそうですね。

 

さらに、荒川と隅田川

一部接近している箇所があり、

そのあたりの荒川区や足立区は

よりリスクが高いと考えられるでしょう。

 

これらの地域はハザードマップでも

危険度が高くなっています。

 

西側で尚且つ

大きな川のない地域である、

練馬区や中野区、杉並区や

世田谷区は比較的洪水の

リスクが低いと言えそうです。

 

また、大雨が降ると地盤が緩んで、

土砂崩れの危険性が出てきます。

 

しかし、東京23区はほとんどが都会で、

土砂のあるような場所が少ないので、

土砂崩れのリスクは低いようです。

 

 

東京23区に津波が来ることはある?ハザードマップで確認したい!

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怖い災害には、台風の他に

津波もありますね。

 

東京23区には、

津波が来る可能性はあるのでしょうか?

 

ハザードマップで見てみると、

東京23区に津波が来る可能性は

低そうです。

 

被害が想定されているのは

千葉県や神奈川県の沿岸部で、

東京には被害想定はありません。

 

奥まった東京湾の中にあるので、

そこまでは津波

届かないのかもしれませんね。

 

ただし、津波はなくても

高潮の可能性は考えられます。

 

台風が来ると海も荒れ、

大きな波のようになって

流れ込んでくることがあります。

 

特に満潮と高潮が重なると

大きな被害が出やすくなると

言われています。

 

それによって川が氾濫することも

予想されています。

 

東京都の想定によると、

東京23区の東部は被害が大きく、

葛飾区や墨田区江戸川区

90%近くが浸水すると

 予想されているのです。

 

東京湾に近く、低地でもあるので、

確かにあり得そうな気がしますね。

 

高潮の被害が少なそうなのは、

渋谷区や世田谷区、

杉並区や中野区、練馬区あたりです。

 

東京の東側は全体的に

浸水被害に

注意した方が良さそうですね。

 

 

まとめ

洪水や高潮の被害予想を

あわせて考えてみると、

やはり東京の西側にある

練馬区や中野区、杉並区や

世田谷区は被害が少なそうですね。

 

しかし、災害は台風だけではなく、

地震や火災なども考えられるので、

西側が必ずしも安全とは言えません。

 

リスクのない土地はないかもしれませんが、

それぞれの土地で起こりえる被害を考え、

出来る限り供えておきたいですね。