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どうすればいい?鉢植えで花を育てたいのに花の植え方がわからない!

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初めて鉢植えで花を育てる時は、

植え方や育て方がわからず不安になりますね。

 

植える時は鉢に鉢底石や培養土を入れ、植えかえます。

 

その後、水や肥料をあげたり、

花をカットしたりしてお手入れをして育てます。

 

 

鉢植えの花の植え方を徹底レクチャー!初心者が押さえたいポイントも解説!

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園芸店などで花を買ってきたら、

鉢植えに移して植えかえましょう。

 

売っている時はだいたい

ビニールの小さなポットに植えられています。

 

持ち帰るには便利ですが、

大きく育てていくにはこのままでは窮屈です。

 

このポットに入ったままでは

花が根を広げることができません。

 

また、鉢が小さすぎるので根詰まりをおこしやすく、

水分や栄養も吸収しにくくなってしまいます。

 

その為、花が余裕をもって根をはれるくらいの大きさの

鉢植えに植えかえる必要があります。

 

買った時にもし大きな鉢に入っていて、

既に花が咲いているなら、

そのままで育てても問題ありませんよ。

 

鉢の中で実はビニールのポットに入っている

という場合もあるので、

中も確認しておくのがおすすめです。

 

買ってきた時点でポットの土が乾いているようなら、

まずはたっぷり水をやっておきましょう。

 

また、もし葉がしおれていたら、水遣りをして

日陰におき、元気が出るまで様子をみましょう。

 

直に太陽光があたる場所や

コンクリートに直接置いておくと、

気温の影響を受けやすく

植物がいたんでしまう事があります。

 

日の当たる日陰で、

地面ではなく台の上などに置くと良いですよ。

 

もしポットの中で根がまわって硬くなっているなら、

早めに植えかえをしましょう。

 

逆に根が全然はっていなくて

形が崩れてしまいそうなら、

急いで植えかえる必要はありません。

 

植えかえに必要なものはこちら。

 

手元になければ、どれも花を買う時に

園芸店で一緒に購入できますよ。

 

・鉢

・培養土

・鉢底石

・鉢底ネット

・スコップ

・ジョウロ

 

1.まずは鉢にネットを入れて、その上に鉢底石を敷き詰めます。

 ネットには土や鉢底石が

鉢からこぼれないようにする役割があります。

 

また、鉢底石をいれると土の水はけがよくなり、

根腐れしにくくなる効果がありますよ。

 

2.その上に培養土を入れ、その上に仮に苗を乗せます。

土は、水はけがよく栄養を含んだ土が良いので、

庭や畑の土ではなく

草花用の培養土を使った方が良いですよ。

 

土を入れて苗を置いてみて、苗の上部よりも

鉢の上部の方が2cm前後高くなるようにします。

 

この高さの差の部分はウォータースペースと呼ばれ、

水遣りの時に水が溢れないようにするために必要になります。

 

3.次に、苗をポットから取り出して、植え付けます。

根は基本的には崩しませんが、

もし根がいっぱいで固まっているなら

軽くほぐしておきましょう。

 

そのままだと水分や栄養分を吸収しにくいですよ。

 

また、鉢の中の隙間にもしっかり土を入れます。

 

4.植えかえられたら、底から流れてくるくらいたっぷり水をあげます。

 

 

植えたら終わり、ではない?!最低限実行したい、鉢植えの花の世話方法も解説!

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植えかえてから、しばらくは

水切れで乾燥してしまわないように

しっかり水遣りをしましょう。

 

その後、土が乾燥していたら水遣りをします。

 

花や葉に直接水がかからないように、

植物を手で少しよけて土に水を注ぐようにしましょう。

 

水をやりすぎると根腐れの原因になってしまうので、

注意しましょう。

 

最初は環境が変わって

花も人間のようにストレスを受けているので、

肥料はすぐには与えず、植えかえから

1週間以上経ってからあげるようにしましょう。

 

その後、植物ごとに適したタイミングで

肥料を追加(追肥)します。

 

一般的には花が成長するタイミングで

多くの栄養分が必要になりますよ。

 

また、鉢植えを置く場所は基本的には

日当たりや風通しの良いところが良いでしょう。

 

花の種類によって最適な環境が違うので、

買った時の説明書きを読んだり、

お店の人に聞いたりして確認しておきましょう。

 

植えかえてから2~3週間は

生えてきた新芽をカットしましょう。

 

もったいない気もしますが、

新芽に養分を回し過ぎないようにすることで、

植物全体が成長して

結果的には枝や花が多くなります。

 

鉢からはみ出た分の新芽を切ると、

しばらくしてからまた芽が伸びてきます。

 

鉢全体に葉がいっぱいに広がるくらいまで

これを繰り返すと良いですよ。

 

そのまま成長して無事に花が咲いたら、

その後でしぼんだ花を摘み取ります。

 

そのままつけておくと、新しい花が付きにくくなったり、

病気の原因になってしまったりするので忘れずに。

 

放置するとカビが生えてしまうこともありますよ。

 

また、花の数が減ってきた時にも、

次の花に栄養を回すために、花を切り落とします。

 

鉢に沿うように枝ごと花をカットしてしまいましょう。

これを切り戻しと呼びます。

 

せっかく育てたのにかわいそうですが、

次に花が満開に咲く為には必要なお手入れですよ。

 

植えかえをしてから水や肥料を定期的にあげて、

花が咲いたら花がらを摘み、満開を迎える

というサイクルを繰り返すことになります。

 

 

まとめ

 

鉢植えの花を育てるのに必要な作業やお手入れは、

あまり難しいものではありませんね。

 

植物によって細かなお手入れ方法のポイントや

特性はそれぞれなので、購入する時に

店員さんに確認しておくと安心ですね。

 

正しいお手入れで花を育てて、

鉢植えで手軽にガーデニングを楽しみましょう。