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花粉症は頭痛も引き起こす!目の奥が痛いなら花粉症を疑って!

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花粉症の症状と言えば、鼻水やくしゃみですね。

 

ただ、そのほかに頭痛や微熱、肌荒れなど

様々な症状の原因になります。

 

頭痛や肌荒れの原因として

花粉症はあまり思い浮かびませんが、

目の奥にくる頭痛なら、花粉症の可能性が高いようです。

 

 

花粉症の症状は鼻水だけじゃない!?頭痛や微熱、悪寒の原因にもなる!

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一般的な花粉症の症状は、大きく分けて2つ、

アレルギー性鼻炎かアレルギー性結膜炎のどちらかです。

 

くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどがアレルギー性鼻炎です。

 

それに対して、アレルギー性結膜炎は目に関する症状で、

目のかゆみや充血、涙目になるなどです。

 

さらに、人によっては

頭痛や微熱、肌荒れや咳などの症状が出ることもあります。

 

花粉症の症状をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

頭痛

目の奥が痛いような頭痛なら、

花粉症が原因の可能性があります。

 

花粉症でくしゃみや鼻水、鼻づまりといった

鼻の症状が出る時には、鼻の粘膜は炎症をおこしています。

 

この鼻の中の炎症が、

鼻の奥にある副鼻腔という空間にも広がると、

そこに膿が溜まり、目の奥や頬、額が痛くなる

副鼻腔炎になります。

 

他にも、アレルギー反応として出る化学物質の影響で、

頭がずーんと重いと感じたり、倦怠感が出ることもあります。

 

目の奥が痛い頭痛が花粉症シーズンに起きたり、

花粉症の鼻炎症状と一緒に発生したりした時は、

花粉症が原因の可能性が考えられます。

 

病院でそれらの症状や症状が出た時期を伝えて、

診察してもらいましょう。

 

副鼻腔炎が疑われるなら耳鼻科が良いようです。

 

副鼻腔炎の治療とあわせて、

花粉症の治療をしてもらいましょう。

 

鼻水

花粉症の症状として一般的に知られている症状の一つですね。

 

花粉症の鼻水はサラサラとした水のような状態で、

止めどなく鼻水が垂れてきてしまうというイメージがあります。

 

風邪をひいた時の鼻水は

黄色や緑色っぽく、粘り気がありますが、

花粉症だとそういった特徴はないようです。

 

これらの鼻炎の症状が起きる原因は、

花粉が鼻に入ってヒスタミンなどが放出され、

鼻を刺激してしまうからです。

 

空気中の花粉が鼻に入り、

鼻の細胞内のマスト細胞と接触すると、

ヒスタミンやロイコトリエン、トロンボキサンやPAF

といった物質が放出されると言われています。

 

それらの物質が鼻の血管や神経を刺激し、

鼻水などの鼻炎症状が出てしまうのです。

 

対策として、

花粉シーズンに入って多くの花粉が飛び始める前に、

早めに花粉症に効く薬を飲み、

症状を抑えるという方法があります。

 

また、食生活を整えたり、

普段から適度な運動を習慣づけたりして、

自律神経のバランスを整えておくのも

花粉症に対する効果が期待できます。

 

鼻づまり

鼻の中の粘膜が腫れて、

鼻から喉への通り道がせまくなると、

鼻づまりになります。

 

鼻で息をしにくくなるので、

口呼吸になりやすく、口内が乾いたり、

喉が乾燥して咳が出たりすることもあります。

 

また、においを感じにくくなってしまうので、

食事をしても味があまり感じられないことがあるようです。

 

くしゃみ

こちらも花粉症の代表的な症状として、

市販の花粉症グッズのCMなどでもよく再現される症状ですね。

 

鼻の粘膜に花粉がついた時に、

それを除去しようとくしゃみがでます。

 

目のかゆみ、充血

鼻ではなく目に花粉症の症状が出る人や

鼻と目の両方の症状が出る人もいます。

 

目がかゆくなると気になってしまいますし、

普段コンタクトをしている人でも、

花粉の時期はつけられずに

眼鏡に切り替えることがありますね。

 

目に花粉が入ると、

目の粘膜のマスト細胞にくっつき、

鼻の場合と同じように

ヒスタミンなどの物質が放出されます。

 

それらの物質が目の血管や神経を刺激し、

かゆみや充血をひき起こしてしまいます。

 

飲み薬や目薬の他に、

花粉対策用のゴーグルのような眼鏡をかけると、

物理的に花粉をシャットダウンすることができます。

 

最近はあまり目立たず、自然に見える

花粉用の眼鏡も販売されていますよ。

 

微熱、だるさ

花粉に対するアレルギー反応が強い人は、

微熱が出ることもあるそうです。

 

花粉症が原因の可能性があると知らなければ、

風邪を疑ってしまいそうですね。

 

ただ、花粉症から来る熱は高熱になる事はほとんどなく、

微熱に留まるようです。

 

また、花粉による鼻炎症状や喉の炎症から、

微熱だけでなく倦怠感が出る人もいます。

 

花粉症の症状がひどいなら、病院を受診しましょう。

 

肌あれ

花粉の時期に肌荒れになりやすかったり、

肌の赤みや乾燥、かゆみを感じたりするなら、

花粉症が原因かもしれません。

 

メイクのりが悪くなったり、

いつものファンデーションなのに

皮膚炎になってしまったりすることもあるようなので

困りものですね。

 

皮膚には本来バリア機能があるのですが、

乾燥などでこのバリア機能が弱まると、

花粉が体内に入りやすくなり、皮膚炎が起きてしまうのです。

 

これにはアレルギー症状の原因になる

ヒスタミンなどの発生を抑える、

ヒスタミン薬が有効と言われています。

 

他にも、マスクや花粉対策用のスプレーで

花粉をあびないようにしたり、

肌をいつも以上にしっかり保湿して、

刺激の少ないメイク用品を選んだりするのも良いでしょう。

 

 

花粉症と風邪に同時になったらどうする?2つの見分け方はある?

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花粉症の症状は風邪の症状とも似ているので、

どちらかわからないこともあるでしょう。

 

見分け方としては、

風邪は基本的には目の症状はなく、

鼻水は徐々に粘り気のあるものに変わります。

 

熱は高熱が出ることもあり、

風邪自体は1週間前後で治ります。

 

一方、花粉症は2ヶ月前後と長く続き、

鼻水は水っぽいです。

 

熱は出ても微熱くらいで、

目の症状が出ることもあります。

 

また、花粉症と風邪に同時にかかることもあります。

その場合は一般的に両方を同時に治療するようです。

 

併発しているかどうかは素人には判断が難しいので、

できれば病院でみてもらうのが確実です。

 

 

まとめ

花粉症によって起きる症状は、

鼻や目の症状だけではなく、想像以上に幅広いですね。

 

花粉シーズンに頭痛や微熱になったら、

花粉症が原因の可能性もあると知っておきたいですね。

 

ただ、最終的には原因が花粉症か風邪か、

あるいは別のものなのかの判別が難しいので、

病院で診察してもらうのが良いでしょう。