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パイナップルの栄養は妊婦の体に影響する?食べてはいけない!?

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パイナップルを食べると

流産するという話を聞いて、

食べないようにしているという

妊婦さんもいるかもしれません。

 

しかし、実は

この情報に医学的な根拠はなく、

むしろパイナップルには

妊婦さんにおすすめの栄養が

たっぷり入っていますよ。

 

つわりの緩和や便秘解消、

疲労回復などの効果があるので、

妊娠中におすすめです。

 

 

 

パイナップルは身体に良い?栄養豊富で妊婦におすすめ!

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パイナップルに限らず、

「妊娠中に~を食べると流産する」

という噂は色々なものがありますね。

 

パイナップルで流産するという噂には

医学的な根拠はなく、

WHOや厚生労働省からの

注意喚起も出ていません。

 

ではなぜ

こんな噂が存在するのかというと、

南国のフルーツなので

身体を冷やしやすかったり、

下痢の時に食べると

症状が長引いたりすることが

原因のようです。

 

パイナップルには不溶性食物繊維が

豊富に含まれているので、

その働きで腸が刺激されて、

下痢が長引いてしまう可能性が

あるそうです。

 

とは言え、

妊娠中に医師に聞いた話では

下痢で流産にはならないそうなので、

関係はなさそうですね。

 

数ある噂の一つと考えて良さそうです。

 

また、流産だけでなく

陣痛をひき起こすという噂も

あるようです。

 

パイナップルには

ブロメラインというたんぱく質

分解する成分が含まれていますが、

その働きで血流が良くなり、

子宮収縮を促すという説だそうです。

 

こちらも、医学的な根拠はないそうです。

 

しかも、

子宮収縮を促す作用が起きるのは

パイナップルを4kg、なんと7個も

食べた場合とされているそうです。

 

一般的には

そんなに大量のパイナップルを

食べることはないでしょう。

 

妊娠に悪影響があるという

食べ物の様々な噂はありますが、

パイナップルによる

流産や陣痛というのは

気にしなくても良さそうです。

 

むしろ、私は妊娠中に

結構パイナップルを食べていました。

 

個人差があると思いますが、

妊娠すると酸味のあるものを

食べたくなると言いますね。

 

私もなんとなく酸っぱいものが

欲しくなり、パイナップルは

適度に酸っぱいので

食べやすかったのです。

 

また、夏は暑くても

冷房で身体を冷やすのはちょっと

体に悪そうな気がしましたが、

パイナップルを食べて

ひんやりと感じられるのは、

自然な感じがするので

OKかなと思っていました。

 

もちろん、

体を冷やし過ぎないようには

ご注意くださいね。

 

さらに、パイナップルには

つわりを緩和させる効果があるそうです。

 

ビタミンB6が含まれていて、

つわりの原因となるトリプトファン

代謝を整えてくれると言われています。

 

つわりに苦しむ妊婦さんが

ビタミンB6と葉酸を摂取した結果、

吐き気がおさまり、食欲が戻った

という調査結果もあるそうです。

 

またビタミンB6は

胎児の脳神経の発達にも、

重要な役割を果たすそうです。

 

妊娠中でも食べやすくて、

しかもつわりに効果があるなら、

積極的に食べたいですね。

 

他にも、パイナップルには

妊婦中に嬉しい効果があります。

 

妊娠中は便秘に悩む人も多いですね。

 

私も妊娠中はいつも以上に便秘気味になり、

ヨーグルトや食物繊維の多いものを食べたり、

産科で妊娠中でも飲める薬を

処方してもらったりしていました。

 

でも、できるだけ薬の力に頼らず、

お通じを改善したいですね。

 

パイナップルには食物繊維が

豊富に含まれているので、

便秘解消に効果が期待できます。

 

特に不溶性食物繊維が多いので、

腸の働きを活性化させて、

水分を吸収して

便を排泄させやすくしてくれます。

 

また、パイナップル特有の

ブロメラインという成分が

たんぱく質を分解してくれるので、

こちらも消化をサポートしてくれます。

 

また、妊娠後期になると

お腹が大きくなってきて、ずっしりと

重みを感じ、体を動かすのが

いつもより大変になってきます。

 

当然、疲れも溜まりますね。

 

パイナップルには

ビタミンB1が含まれていて、

疲労回復の効果もあると言われています。

 

ビタミンB1

糖質を分解する酵素をサポートして、

エネルギーに変換する手助けを

してくれます。

 

反対に、ビタミンB1が不足すると

疲れやすくなるとも言われているので

注意しましょう。

 

また、パイナップルに含まれる

クエン酸疲労回復に

効果を発揮します。

 

体が疲れて筋肉に溜まった

乳酸を分解する作用があり、

疲労を回復してくれるのです。

 

熱中症の予防にも効果があるので、

特に夏にぴったりですね。

 

さらに、

妊娠に直接の関係はありませんが、

美肌効果もあります。

 

ビタミンCが含まれているので、

抗酸化作用があり、

老化の原因になる活性酵素を排除し、

アンチエイジングの効果が期待できます。

 

 

パイナップルは芯にも栄養がある?おいしい食べ方とは?

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パイナップルを食べる時、

芯は切り落として捨ててしまう事が

ほとんどだと思いますが、実は

芯には栄養が多く含まれています。

 

たんぱく質を分解してくれる

ブロメラインが豊富に含まれているので、

捨てずに取り入れられると効率的です。

 

消化をサポートする効果や抗炎症作用、

傷の治癒力を高める効果などが

期待できます。

 

芯は硬くて

そのままでは食べにくいので、

スムージーに使うのがおすすめです。

 

ジャムにするという方法もありますが、

ブロメラインは加熱すると壊れてしまうので、

ジャムを作る過程でブロメラインの効果が

なくなってしまうでしょう。

 

フードプロセッサーなどで

ペースト状にして、

スムージーとして飲んだり、

ヨーグルトのトッピングに使ったりすると、

ブロメラインもキープできて、

美味しく食べやすいですよ。

 

まとめ

パイナップルは妊娠中に

嬉しい成分が含まれているので、

積極的に取り入れたいですね。

 

ただし、パイナップルばかりでは

栄養が偏ってしまうので、

他の食べ物とあわせて

バランスよい食事を心掛けましょう。